入門02と03では「口を開ける/閉じる」といった単純動作でしたが、今回は「唇を前に突き出す/巻く」などの少し複雑な動作も入れていきます。
唇を突き出す/巻くの練習方法

唇を「前に突き出す」という動きはイメージしやすかったと思うのですが、
「巻く」という動きはイメージは出来ましたか?
「巻く」という動きはイメージは出来ましたか?

いや、ぜんぜんイメージつかないんです。。

この練習では、以下の図のような上唇と下唇を歯に巻きつけた状態を「巻く」としています。

「唇を巻く」の形は分かったけど、そんな上手に唇が動かないなぁ。。

「唇を巻く」動きが苦手な方は、まず指を使って上下の唇を口の中へ押し込むような形で固定させながら声を出してみましょう!

指を使ってその形に慣れてきたら、少しずつ指を離していき、
最終的には手を使わなくても唇の形をキープできるよう練習していきます。
最終的には手を使わなくても唇の形をキープできるよう練習していきます。

なるほどなぁー…。
でもやっぱり難しいなぁ…。
でもやっぱり難しいなぁ…。

焦らなくても大丈夫ですよー。

いま上手くいかないのは、
これまで「唇を元の形を戻そうとする筋肉」を使って発声を安定(もとい固定)させてたからなんです。つまり、本来は喉のパーツ達だけで作れるはずの声を、唇:「きっとこの子(喉)は一人じゃ出来ないから、私が手伝ってあげなきゃ!」
と、余計なお節介をする癖が出来上がってしまってたんですよね。(そして声帯の成長も止まってしまった…)
これまで「唇を元の形を戻そうとする筋肉」を使って発声を安定(もとい固定)させてたからなんです。つまり、本来は喉のパーツ達だけで作れるはずの声を、唇:「きっとこの子(喉)は一人じゃ出来ないから、私が手伝ってあげなきゃ!」
と、余計なお節介をする癖が出来上がってしまってたんですよね。(そして声帯の成長も止まってしまった…)

何度も練習していくうちに、必ず喉と唇を干渉させずに操縦出来るようになるのでゆっくり取り組んでいきましょう。
次第に、お節介のせいで弱ってしまってた「喉の中の本来の能力」も復活してきますよ!
では次の画面から、実際に唇を突き出した状態で、厚い声(グー)/薄い声(パー)/中間の声(チョキ)の出し分け練習をしていきまーす!
※見本のグーの声
※見本のパーの声
※見本のチョキの声
この練習が苦手な人は、
【入門01】
の精度を上げていくのがおすすめです!
【入門01】
の精度を上げていくのがおすすめです!