【入門02】鼻から声を出しながら口の開け閉め

入門02では、口周りのレッスンをしていきます。

口の開け閉めの練習をすることで得られる効果

疑問に思っている
生徒
口の開け閉めの練習なんて、ボイトレに意味あるの?
マイクを持っている
先生
口を開閉しながら声を出す練習をすることで、「口や顎の動きに左右されない安定した発声」へと近づきます。
指示棒を持っている
先生
わかりやすい例だと、
「い」行の歌詞だと高音が出せないのに、「あ」や「う」行だと出せちゃうタイプの人。
実はこれ、普段から口周りの緊張に頼りながら強引に声を出そうとする癖がついてしまってるんですよね。
聞いている
生徒
確かに同じメロディのなのに、歌詞が変わると歌いづらい曲とか多いなぁ…。
疑問に思っている
生徒
ずっとリズムの違いのせいにしてたな。
考えている
先生
無意識に付いた 必要ないパーツを頼る癖 のせいで、高音が出し辛くなったり、意図した声質にできないってとっても多いんです。
マイクを持っている
先生
だからこそ、
口を開閉させながらでも同じ発声を保つ(喉の中のバランスが崩れない)
って練習は、自由な発声を手に入れる第一歩にも繋がるんです!

口の開け閉めの練習方法

指示棒を持っている
先生
ところで、「口の開け閉め」って練習項目を見て、そんなの簡単じゃないか!と思いませんでした?
疑問に思っている
生徒
はい。余裕じゃーん!と思っちゃいました。。
マイクを持っている
先生

実はこれ、結構難しいんですよねー。

その分、この練習だけでも高音が出やすくなったり音色をコントロールしやすくなる人はとても多いんです。

マイクを持っている
先生
この練習のゴールは、口を開け閉めしながら、
前回の「声帯」でやった、グー・チョキ・パーの声をスムーズに出し分けれるようになること
です!
聞いている
生徒
なるほど。2つのパーツを並行して操作していく練習なんですね。
飛び跳ねて喜んでいる
先生

はい!その通りです!

準備は出来ましたか??
見本の声も掲載しておきますね!

※見本のグーの声(口パクパク編)

※見本のパーの声(口パクパク編)

※見本のチョキの声(口パクパク編)

 

グッドサインを出している
先生
今回は、
「んー」と鼻から声を出しながらの口の開閉をやってもらいます。
口を閉めるときは、唇はつけるようにしてくださいね。

では、さっそく挑戦してみましょう!
納得した様子
生徒
はーい!今日も頑張るぞ~

 

この練習が苦手な人は、
【入門01】
の精度を上げていくのがおすすめです!