【中級16】仮声帯+声帯+口

口の形に左右されてチョキの音色が崩れないよう、喉と口を分離して操縦できるよう練習してきます。

この練習をしていくことで高音時に「歌詞が変わることで発声が安定しなくなる」「高音が不安定になる」といった問題が改善していきます。

仮声帯の練習方法

マイクを持っている
先生
まずは、G(ん)⇒C(ん)に移行し、口の形のみ「い→え→あ→お→う」と口パクをするように変えていってください。(声は鼻から「ん」と出したまま)

※G(ん)⇒C(ん)に移行の見本音声

指示棒を持っている
先生
今度は母音を使い「G(え)⇒C(え)に移行して、Cの音色が崩れないよう注意しながら今度は口パクではなく、実際に「い→え→あ→お→う」と言葉を変えていってください。

※G(え)⇒C(え)に移行の見本音声

飛び跳ねて喜んでいる
先生
最後に、「C(え)の声をいきなり作った状態から、音色が崩れないよう注意しながら口パクではなく、実際に「い→え→あ→お→う」と言葉を変えていってください。

※C(え)の見本音声

熱心に聞いている
生徒
やはり、口はなるべく大きく動かして分離を促進させた方が良いのでしょうか?
グッドサインを出している
先生
はい、最終的にはその方が良いです!
ですが、最初は大きく口を動かそうとするとその動きに釣られて発声のバランスまで崩れてしまうので、チョキの音色が保てるギリギリのラインの開け具合で練習していきましょう!