この数回のレッスンで学んできた仮声帯の操縦を使い、過去にやった「パーの声」のクオリティをレベルアップさせていきましょう。
過去にやってきたパーの声と比べ、「詰まった感覚が減った、より息漏れ感のある音色」にしていく練習です。
OKのパーの声
NGのパーの声(仮声帯などが介入したまま強引に出してる
仮声帯の練習方法

今回は以下の3ステップで練習していきます。

ステップ1:仮声帯がきちんと機能したジリジリ音が入った声(グーの声)を出し、そこから一度仮声帯を引っ込めた状態(ニヤけた状態)を作りチョキにする。
そのニヤけた状態を保ったまま声帯だけを緩め、息漏れのあるパーの声で「え(へ)」と出す。
そのニヤけた状態を保ったまま声帯だけを緩め、息漏れのあるパーの声で「え(へ)」と出す。

ステップ2:舌先を前歯で甘噛みした状態で、ステップ1の工程を行いパーの声「え(へ)」と出す。

ステップ3:ステップ2の練習でやった「ひっかかりの少ないパーの声(え)」を、舌先を甘噛みしてない状態でも同じように出せるようにしていく。
冒頭のNGパターンのパーの声にならないよう注意してください!
冒頭のNGパターンのパーの声にならないよう注意してください!