【入門3-1】舌を出す

歌詞によって音が出ない原因は、「唇」や「舌」につられて発声している場合が多いです。

今回は、「舌」に関する練習をしていきます。

ボイトレで舌を練習をすると出る効果

聞いている
生徒
「舌」の練習をするとどんな効果があるか知りたいです!
マイクを持っている
先生
「舌」の練習をすると、高音が出しやすくなる、音色の自由度が上がる、言葉によらず好きな音を出しやすくなるなどがあります。
考えている
先生
前回練習した「唇」と大きく異なる点としては、「舌」は外から見えにくいということです。
指示棒を持っている
先生
そのため、舌がリラックスしていてコントロールできているように外から見えても、以下の図の緑の矢印のように、「(G)舌」の根元が空気の通り道を塞ぐ場合があります。

舌のボイトレ方法の説明

聞いている
生徒
高音を出そうとすると喉が苦しくなるのは、「舌」が空気の通り道を塞いでいるから?
考えている
先生
色んな可能性はありますが、「舌」が原因になっている場合は多いね。
飛び跳ねて喜んでいる
先生
「舌」をコントロール出来るようになるには様々な原因を解消しないといけないですが、高音が出しやすくなる、音色の自由度が上がる、言葉によらず好きな音を出しやすくなるなどの効果があるので、一緒に練習を頑張りましょう!

舌の力みを取り除くボイトレ方法

疑問に思っている
生徒
効果が大きいことは分かったけど、舌の練習なんて、何か難しそう。。
励ましている様子
先生
誰でも出来るレベルから練習方法を紹介していくので、心配しなくても大丈夫ですよ!
マイクを持っている
先生
今回は、「舌」を自由に動かす前の準備として、「舌の力み」を取るボイトレ方法を紹介します。
指示棒を持っている
先生
舌を以下の画像のように出して下さい。

舌を出した様子

マイクを持っている
先生
舌を出した状態で声帯の操作(濃い声、薄い声、中間の声を出すこと)を実施します。
疑問に思っている
生徒
え、そんな簡単そうな練習で意味あるのですか?
考えている
先生
やってみたら分かりますが、意外と難しいんですよね。
マイクを持っている
先生
どうしても舌が引っ込んでしまう場合は、入門3−3の裏技を確認してみて下さい。
飛び跳ねて喜んでいる
先生
では、レッスンを開始していきましょう!