今回は、舌と喉頭の動きの分離運動をしてきます。
この練習をすることによって、勘違いのおきやすい舌の動きと喉頭の動きを差別化できるようになり、舌の動きに阻害されて可動域が下がっていた喉頭がより自由にコントロールできるようになります。
喉頭の上げ下げ(G+ん)+舌出すの組み合わせ練習方法

前歯で甘噛みするように舌先を口の外に出しつつ、3種類の喉頭の高さと音色を練習していきます。

舌先を軽く噛んだ状態で、声が口から漏れないよう注意しながら鼻から「ん」と声を出します
(この状態が今回のトレーニングの「基準の喉頭の高さ」となります。
(この状態が今回のトレーニングの「基準の喉頭の高さ」となります。
※喉頭は通常位置のグーの声(ん)

甘噛みしていると舌先がピクピクしてしまうのですが、このまま本練習を続けても問題無いのでしょうか?入門や初級にいったん戻ってからこの練習に戻った方が良いのでしょうか?

はい!問題ありません。
舌が痙攣したり、強く緊張してしまうのは「舌を飲み込んで、強すぎる空気を抑え込もう!」と、日頃の発声&空気の吐き具合の癖が現れたサインでもあるんですよね。
もちろん、今回の喉頭練習と入門&初級の練習たちとを交互を行き来することで、更にパーツたちを自由に組み合わせて操縦できるようになっていくので、舌を飲み込まなくても良いような「負担の少ない最適な空気の量」をパーツの操作によって意図的に作れるようになる&舌の痙攣などもどんどん治まっていきます!
舌が痙攣したり、強く緊張してしまうのは「舌を飲み込んで、強すぎる空気を抑え込もう!」と、日頃の発声&空気の吐き具合の癖が現れたサインでもあるんですよね。
もちろん、今回の喉頭練習と入門&初級の練習たちとを交互を行き来することで、更にパーツたちを自由に組み合わせて操縦できるようになっていくので、舌を飲み込まなくても良いような「負担の少ない最適な空気の量」をパーツの操作によって意図的に作れるようになる&舌の痙攣などもどんどん治まっていきます!

「通常の喉頭位置&グーの声(ん)」の時よりも、口と喉の中に太い筒を通したような広い空間を保った状態で「ん」と出してください。
音色のイメージは、自分の身長がプラス10mぐらい大きくなった深くて野太い巨人のような声になっていればOKです。
※このとき舌先は下の歯のうらから離さないように保っておいて下さい。
音色のイメージは、自分の身長がプラス10mぐらい大きくなった深くて野太い巨人のような声になっていればOKです。
※このとき舌先は下の歯のうらから離さないように保っておいて下さい。
※喉頭を下げたグーの声(ん)

「喉頭を下げたグーの声(ん)」とは逆に、口と喉の空間を減らすように「舌先~根本までの舌全面を上顎の天井にペタッと貼り付けた状態」のまま「ん」と声を出してください。
音色のイメージとしては、身長が数十センチのキンキンとした甲高い小人のような声が出ていればOKです!
音色のイメージとしては、身長が数十センチのキンキンとした甲高い小人のような声が出ていればOKです!
※喉頭を上げたグーの声(ん)