【中級14】仮声帯+声帯①(チョキの声)

仮声帯の練習が難しいと思ったら、次のレッスンに進むよりもこれまでのレッスンを何回も復習した方が効果的かもしれません。

では、今回も仮声帯の新しい練習をしていきましょう!

仮声帯+声帯①(チョキの声)の練習方法

マイクを持っている
先生
息漏れのないチョキ単品をいつでも出せるようにしていく練習です。
マイクを持っている
先生
まずは、「仮声帯のジリジリが入ったG(ん)⇒笑いながらCに変えていく+一度声を止め、Cの音からいきなり再スタート」という練習をしてみましょう。

※「仮声帯のジリジリが入ったG(ん)⇒笑いながらCに変えていく」の見本音声

指示棒を持っている
先生
次に、母音を変えて「仮声帯のジリジリが入ったG(い)⇒笑いながらCに変えていく+一度声を止め、Cの音からいきなり再スタート」を試してみて下さい。

※「仮声帯のジリジリが入ったG(い)⇒笑いながらCに変えていく」の見本音声

グッドサインを出している
先生
最後に、「仮声帯のジリジリが入ったG(え)⇒笑いながらCに変えていく+一度声を止め、Cの音からいきなり再スタート」を練習して下さい。

※「仮声帯のジリジリが入ったG(え)⇒笑いながらCに変えていく」の見本音声

疑問に思っている
生徒
う~ん、なかなか出来ないなぁ。。練習する際のポイントとかありますか?
考えている
先生
Cの声で再スタートする際、最初のうちは音色がグーやパーにブレやすいかと思います。チョキに変えていった時の仮声帯の状態を保ちながら、ゆっくりと声を出してみて下さい。
グッドサインを出している
先生
また、「一度声を止める」際に息継ぎをしてしまうと、チョキのやり方を見失ってしまいやすい人も多いです。
そんな時は、一度声を止めるタイミングでは「息を止めて無呼吸状態にする」のが最初はおすすめです(慣れてきたら呼吸を挟んでも再現できるように挑戦してみましょう。
聞いている
生徒
生徒さんで、よくこんな勘違い(ダメな例なのに正解と思い込んでいる人が多い)があるなどの声があったら頂けませんか?
考えている
先生
よく見かけるのは、チョキの声で再スタートする際に「声帯をゆるめた息漏れ声」を使ってしまう人は多いですね。
「ニヤける作業だけでどれだけグーの音色を変化させていけるか」という練習だとおもって取り組んでいくのがおすすめです!

他には、練習中の声のボリュームが大きすぎるせいで、なかなかチョキの声が作れない人も多いので、最初のグーの声を3〜5割くらいのパワーで作れるよう練習しておくのも大事ですね!