【歌唱スキル08】じりじり音①(緩い音)

薄い声帯を保ったまま空気を極端に減らしたバランスが作れるようになることで、ゆるいジリジリ音が鳴らせるようになります。

この声を練習していくことで、少量の空気で発声する負担の少ないパワフルな高音発声に必要な要素たちが少しずつ手に入っていきます。

他にはノイズをまぜたロックな声を喉を痛めずに出せるようになるための基礎がこの「緩んだジリジリ音」ともう一つの「締めたジリジリ音」を練習していくことで身についていきます。

じりじり音①(緩い音)の練習方法

マイクを持っている
先生
まずは、「え」か「あ」の言葉で大きくため息(声あり)をついて、伸ばした最後の小さい声の中に、緩いじりじり音が自然に混ざってこないか探します。極限までリラックスしてやってみてください。

※見本音声(「え」の音)

※見本音声(「あ」の音)

 

グッドサインを出している
先生
次は、喉頭を上げながらパーの声で「え」か「あ」と発声し、息が無くなるまで出していると、緩いじりじり音が出てきます。

※見本音声(「え」の音)

※見本音声(「あ」の音)

 

飛び跳ねて喜んでいる
先生
最後は、いきなり、パーの声で「え」か「あ」と発声し、緩いじりじり音を出します。

※見本音声(「え」の音)

※見本音声(「あ」の音)