【歌唱スキル01】吸気発声①

吸気発声とは、息を吸いながら声を出すことです。

吸気発声を練習することの効果は、既存のパーツ達を使って全く異なった声の出し方を覚えていき、よく使うパーツの可動域を広げるきっかけになったり、より少ない労力で効率的に声を出すための空気のコントロールなどを知っていくことができます。

歌唱面では、曲のサビなど「勢いをつけて歌いたいフレーズ」などで、息継ぎとこの吸気発声を混ぜることで迫力のある歌い方を作っていくことができます。

吸気発声①の練習方法

マイクを持っている
先生
まずは、息を吸って、アかオで声を乗せます。
熱心に聞いている
生徒
グーの声とかパーの声とか指定はありますか?
指示棒を持っている
先生
最初は、息漏れ感のある「少し大袈裟なパーの声」のような状態を目指すのがオススメです。
マイクを持っている
先生
次に、息を吸って、アかオで声を乗せて、音程を上げていきます。
マイクを持っている
先生
最後に、息を吸って、アかオで声を乗せて、音程を下げていきます。
疑問に思っている
生徒
ちなみに、通常の発声(呼気発声)か吸気発声かを音で聞き分けることは出来るのでしょうか?自分で判断するしかないのかなと思ったんですが。
励ましている様子
先生
自分自身でも吸気発声が出せるようになっていくと、少しずつその音色も聞き分けれるようになっていきます。
聞いている
生徒
どうしても吸気発声が出来ないのですが、日常で無意識に出しているシーンとかないでしょうか?
グッドサインを出している
先生
笑っている際に出している可能性はありますね。
例えば、「明石家さんま」さんの引き笑いは、吸気発声です。

逆に、全力疾走した後に苦しくて「ゼーハー…ゼーハー…」と激しく呼吸して音を立ててる時も呼気発声と吸気発声を繰り返してますし、驚いた人が「ハッ!?(ヒィッ!?)」と反射で声を出してしまった時も吸気発声であることが多いですね!