今回のレッスンでは、入門編で練習した「舌出し」「舌叩き/舌打き」などの練習よりも、更に舌の緊張を借りずに発声できるようにするための練習を行っていきます。
舌巻き/噛みの練習をすることで得られる効果

「舌出し」と「舌巻き/噛み」で、あんまり変わらなそうな練習ですが、大きな違いはあるんですか??

「舌巻き練習」では、舌が極端に飲み込みを誘発しようとする際に、前歯に巻き付けた舌が外れてしまいそうになる(緊張が強くなる)場合があります。
その際、舌の緊張する癖を目で確認することができます。
その際、舌の緊張する癖を目で確認することができます。

また、「舌噛み練習」でも、舌を緊張させようとしてしまった時は、その土台となる顎下の筋肉&咬筋(噛みしめるために使う筋肉)の緊張が強くなるため、食いしばろうとする際の歯の圧力を舌によって感知することができます。

舌を巻くというのが認識合っているか不安なので、イラストで教えて下さい!

以下の図のような状態になります。

舌巻き/噛みの状態は、舌を喉奥へと飲み込むということが物理的にできないような形でもあるので「空気を減らすために舌のサポートを借りづらい」という環境をつくれるます。
そのため、自動的に「喉の中のパーツだけで音を作る」という練習へとシフトさせることができます。
そのため、自動的に「喉の中のパーツだけで音を作る」という練習へとシフトさせることができます。
舌巻き/噛みの練習方法

舌巻きの状態で練習するのが厳しい場合は、舌噛みの状態で練習から始めることをお勧めします。

自信ないので、まずは簡単そうな舌噛みの状態の練習方法を教えて下さい!

上下の前歯で舌先の先端を軽く甘噛みし、ベロが口の奥へと引きずり込まれないようキープし、鼻から「ん」という声を出してグー・チョキ・パーの声で練習をしてみましょう。
※見本のグーの声
※見本のパーの声
※見本のチョキの声

舌噛みの状態は、意外といけるかもです!

舌巻きの練習方法も教えて下さい!

以下のイラストのように、上の前歯を舌先で覆い隠すように固定し、鼻から「ん」という声を出しながら、グー・チョキ・パーの声で練習をしてみましょう。

お、、舌先で上の前歯を覆うとすると、舌先がプルプルします。。

舌先で上の前歯を覆うのが難しい人は、舌の緊張が強いために可動域がかなり狭くなってる可能性が高いです。

焦らずある程度出来るようになってきたら、次の画面から練習していきましょう!